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  • 「働くのが嫌だった」新人が、教える側になるまで。入社から10年、主任として歩む現在

    「働くのが嫌だった」新人が、教える側になるまで。入社から10年、主任として歩む現在

    「出勤するのが嫌だ」新卒で入社した当初はそう感じていたというY.Oさん。

    大学時代、コンビニエンスストアで約3年間アルバイトをする中で物流の仕事に興味を持ち、ベストランスへ入社しました。一方で、社会人として働く生活を具体的に思い描けていたわけではなく、仕事への意識が変わるまでには時間がかかったといいます。

    転機は、2年目に異動した練馬センターで先輩社員と出会ったことでした。現場の仕分け作業から勤怠管理、請求書の取りまとめ、新入社員の教育へと経験を重ね、現在は川口センターで主任を務めています。入社から約10年の歩みと、働き続けられた理由を聞きました。

    Y.O:2016年に新卒でベストランスへ入社。吉川共配センターで米飯・チルド商品の仕分けを経験した後、2017年に練馬センターへ異動。現場業務に加え、パートナー従業員の管理や事務業務を担当する。2025年から川口センターに勤務し、現在は主任として現場業務や新入社員教育に携わっている。

    コンビニでのアルバイトをきっかけに物流業界へ

    ——物流業界に興味を持ったきっかけと、最終的にベストランスへ入社を決めた理由を教えてください。

    Y.O:大学時代にコンビニで3年ほどアルバイトをしていて、日常的に商品が届く様子を見る中で「配送の裏側にある物流の仕事に関わってみたい」と思ったのが、この業界に興味を持ったきっかけです。

    当時は職種に強いこだわりがあったわけではなく、業界を軸に企業を見ていました。その中でベストランスから内定をいただき、自分自身を評価してもらえた実感があったため、入社を決意しました。

    ——社会人生活をスタートするにあたって不安はありましたか?

    Y.O:実は自分が社会人として働いている姿を、まったく想像できず漠然とした不安がありました。大学時代は自由に使える時間が多かったので、週5日、1日9時間ほど勤務する生活がイメージできていませんでしたね。

    実際に働き始めてからも、なかなか学生気分が抜けず、最初の半年から1年ほどは、毎日「出勤するのが嫌だな」と思いながら通っていた記憶があります。

    ——仕事への向き合い方が変わるきっかけはなんだったのでしょうか。

    Y.O:2年目に練馬センターへ異動したことが一つの転機でした。

    特に影響を受けたのは、当時の先輩の言葉です。「自由にお金を使えるのも仕事があってこそ」「社員としての自覚を持って働くべきだ」と、社会人としてのあり方を指導していただきました。

    時に厳しめの指導もありましたが、仕事が終わればよく食事に連れて行ってくださるような一面もありました。そうした日頃のコミュニケーションで信頼関係が築けていたからこそ、先輩の言葉がすんなりと心に響き、意識を変えるきっかけになったのだと思います。

    現場作業から管理業務へ、新人育成に感じるやりがい

    ——今までの経歴と、現在の仕事内容を具体的に教えてください。

    Y.O:入社1年目は吉川共配センターで仕分けの現場作業からスタートし、2年目に異動した練馬センターでは、現場経験を積みながら徐々にパートさんの管理や事務作業を任せてもらえるようになりました。

    現在は川口センターで主任を務めています。主な業務は米飯商品の仕分け作業ですが、日によっては勤怠管理や請求書の取りまとめといった管理業務・事務作業も担当しています。また直近では新卒メンバーの教育にも携わっており、これまでに計4名の育成を担当してきました。

    ——仕事の中で、どういったところにやりがいを感じますか。

    Y.O:特にいま注力している新人育成に大きな面白さを感じています。新人が配属された最初の1ヶ月ほどは、常にそばについて指導していたため、自分の業務時間が思うように取れず大変な時期もありました。

    だからこそ、教えたことができるようになり「一人で任せられる作業が増えたな」と実感できた瞬間は本当にうれしいですね。成長していく姿を近くで見られることに、やりがいがあります。

    ——新人育成の際に工夫されていることはありますか。

    Y.O:指導する際は、ただやり方を教えるだけでなく、なぜこの作業を行うのかという一つひとつの意味や理由まで噛み砕いて説明するよう心がけています。さらに、自分の過去の失敗談も共有し、ここをミスするとどういう問題に繋がるのかを具体的にイメージしてもらえるよう工夫しています。

    特に予約商品の仕分けは、絶対にミスが許されない業務のため、新人がつまずきやすいポイントです。。そのため、ただ指示を出すだけでなく、重点的なフォローや声かけを行うよう意識しています。

    苦労と成長を重ねた約10年、働き続けられた理由とは

    ——現在は教育も担当されていますが、Y.Oさん自身は、入社当初に苦労した業務などはありましたか。

    Y.O:1年目に担当した受注業務ですね。店舗からの発注データを処理する作業なのですが、専用のパソコンやアプリを使う独自のシステムで、普段使わない専門用語も多く、操作方法を覚えるのに苦労しました。当時はマニュアルも十分に整備されておらず、先輩から口頭で教わりながら、毎日の繰り返しの中で体で覚えていきました。

    現在はマニュアルの整備も進み、当時よりかなり分かりやすくなっています。自分が苦労した経験があるからこそ、今の新人育成にもその視点を活かせていますね。

    ——仕事の幅が大きく広がったのは、いつ頃だったのでしょうか。

    Y.O:大きく変わったのは、入社3〜4年目頃です。練馬センターで先輩社員が人事異動によって一気に入れ替わり、多くの業務を引き継ぐことになりました。例えば、パートナー従業員の勤怠管理や、センター運営に関する請求書の取りまとめ、数カ月に1度発生する配送コース変更の登録などです。

    当時は手探りで進めることも多く大変でしたが、まずはやってみるという経験を若いうちから重ねられたことで、スキルも業務の幅も大きく広がったと感じています。

    ——業務範囲が広がる一方で、シフト制や夜勤といった現場ならではの働き方に大変さは感じませんでしたか?

    Y.O:土日休みではなく平日休みになることも多いですし、ローテーションで夜勤(21時〜翌朝6時)に入ることもあるので、生活リズムを整える難しさはありますね。

    自分なりの睡眠ペースや休息の取り方を掴み、カレンダー通りではない働き方との付き合い方を自分なりに見つけることが大切だと思います。

    ——Y.Oさんが約10年間働き続けられた一番の理由は何だと思いますか?

    Y.O:やはり、環境と人に恵まれたことが一番大きいです。若手の頃から現場作業だけでなく事務所での管理業務など幅広い仕事に挑戦させてもらえたことで、やりがいを感じながら成長することができました。

    また、練馬センター時代をはじめ、向き合って指導してくれる先輩や温かい周囲の社員に支えられてきたからこそ、モチベーションを保ちながら今日まで約10年間続けてこられたのだと感じています。

    教え方を磨き、新卒社員の成長を支えたい

    ——今後は、どのようなことに力を入れていきたいですか。

    Y.O:今後は、若い世代への教え方をさらに磨いていきたいですね。拠点長しかやらないような特殊な業務を除けば、これまで現場の仕分けから事務・管理業務まで幅広く経験させてもらいました。

    教え方はまだまだ模索中ですが、ただ業務を教えるだけでなく、一人ひとりの適性や性格を見抜きながら効果的なアプローチができるよう意識しています。新しく入ってきた後輩たちが現場でしっかりと力をつけ、早い段階で昇給や昇格を果たせるように、これまで以上に手厚くサポートしていきたいと思っています。

    ——最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

    Y.O:拠点配属後はまず現場での仕分け作業が中心となるため、体を動かすことが好きな人には合う職場だと思います。実際にいま一緒に働いているメンバーも、学生時代に運動部に入っていたりスポーツをやっていたりした人が多いですね。

    ただ、ずっと現場作業だけをやり続けるわけではありません。現場業務の基礎を身につけた先に、事務・管理業務や新人教育など、次のステップへ仕事の幅を広げていける面白さがあります。

    まずは現場で体を動かしながら働き、経験を重ねてステップアップしていきたいという方には、やりがいを感じられる環境だと思います。